あんにょんはせよ♪
おととい11月11日。ポッキーの日でしたね(*・ω・)ノ笑
韓国ではポッキーの事を빼빼로(ペペロ)と言います!
なのでその日、韓国では、同じくペペロday😊💕
町中ペペロが売られている中、
延世大学未来社会統合研究センターが主催する
日韓フォーラムに行ってきました!🏃♀️🏃♀️
フォーラムのお題は、
「日韓関係を回復する方法」
講演された先生は、世宗研究所の日本研究センター長 진창수(ジンチャンス)先生。世宗研究所は韓国内の民間のシンクタンクでは1番有名な研究所として知られています。
安倍総理を含め日本の政界の方々と個人的接点のある先生でしたが、日韓関係回復の為の方案を模索した結果、最終今の現状でできる最善の結論は、現状維持。泣
なんだか心がもどかしかったです。
最善の方法が"現状維持"しかない理由は、
先生によると3つ。
まず、韓国政府の戦略が韓半島の統一に向き、日韓関係の改善は二の次になっている為。
次に、日韓関係を良くしよう!という韓国世論が少なくなってきている為。
最後に、日韓関係にアメリカが積極介入しなくなった為。
この3つを挙げられていました。
加えておっしゃっていたのは
和解のために必要なものとは何か?
被害を受けた側は、許す心。
加害者側は、被害者への配慮が伴った言動。
でも両国ともそれらが伴って来なかったため、今この状況まで来てしまったと先生はおっしゃっていました。
1965年の日韓基本条約で全て解決したのに、なぜ慰謝料等を請求するのかという日本の主張。
お金を払ったらそれで良いのかと叫ぶ韓国。
日本のメディアや言論などでは、「韓国を甘やかしたらいけない」等の表現が使われていますが、歴史的加害者の立場である私たち日本人がそういう言い方をする事は正しくないし、とても恥ずかしい事だと思います。
日帝時代の植民地文学を勉強してみると、日本ではあまり聞く機会が無い朝鮮の方々の悲しい歴史が本当にたくさんあります。また慰安婦問題、徴用工問題のみならず、現に今も、在日韓国人の方々のアイデンティティの問題など、解かれていないものが残っているのは事実です。
日韓関係は歴史的な複雑な経緯がありますし、その当時を私自身が経験した訳でもないので、関係改善の方案を語る事は勝手かもしれません。
ですがやはり自分自身の考え方や行為が非人道的な言行であったならば、それに対して反省する心だけは、最後まで決して忘れてはいけないと思います。
私は国籍は日本人ですが、韓国にお世話になった家族がたくさんできました。なので韓国は第2の故郷です。日韓が本当の意味で和解していく事ができるように、日本の観点のみで日韓関係を見つめるのではなく、韓国の観点からも事実を見つめてみる事、そして自国の利益ではなく"日韓の平和"を中心においた観点から日韓関係を見つめる努力をしていきたいです。